映画「イメージの本」(2018・スイス,フランス)

LE LIVRE D'IMAGE
監督:ジャン=リュック・ゴダール
カンヌ映画祭スペシャル・パルム・ドール2018


面白い映画ですね。

あらゆる表現分野で、芸術と前衛を標榜することは出来るのですが、多くの分野で、特に娯楽性の高い、マスを相手にする商業的な表現分野では、芸術なんてと見下されたり、批判されたり、揶揄されたりすることの方が多いように感じます。

でもねー、結局安易に感情を刺激する商業作品より、芸術、前衛の方が明らかに、重厚な真実を描いて表現していることが多い。
表現や物語、言論を好むなら、芸術を軽視する事なんて、むしろあり得ないと思うけどね…。

そういう意味ではこの映画は非常に面白い心動かす映画ですよ。

まあ私はそんな沢山映画観ていないし、映画ファンとさえ言えない人間ですが、あらゆる分野でわかりやすくお金を生むだけではない、現実と真実に肉薄して切り込む、芸術と前衛がある程度供給され、許容されて欲しいと思っています。

20241210

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