映画「せかいのおきく」(2023・日本)

監督:阪本順治
出演:黒木華,寛一郎
毎日映画コンクール日本映画大賞2023


うーんどうかなーこの映画、いろいろ思う事はあったけど、いいシーンもあったし終わり方もすごく良かった。全て良いかどうかはともかく、結論としてはいい映画だったよ(^^)

然し糞尿というのは、結局は重要な事だし、それに関する仕事も重要、物語も色々あるだろう。しかし江戸時代というのは今と違って、糞尿を扱うのに今ほど綺麗に清潔には出来ないよね。特にあんな一般的な長屋ではいい加減だし、そもそも長屋の住人自体がそこそこ不潔な状態のような気もする…

まあ武家とか公家とか上層階級はそこそこ綺麗にしていただろうけど…

だからこういう仕事に対してリスペクトなんて安易に言っている人は、むしろ、今はやりの転生なんかして、この時代でこういう仕事について生きてみたらいいんじゃあない、なんて思うな。だいたいこういう仕事についてもつかなくても、我々の人生って相当大変で悲惨で滅茶苦茶な物ですよね。

さて、ややネタバレなんですが、青春って言葉はこの時代言わないんじゃあない? って思って調べてみたら、結構起源の古い言葉なんですね。Wikip で面白い記述を見つけたよ。夏目漱石の「三四郎」からの引用、

『考えるには、青春の血が、あまりにも若すぎる』

20241201

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